栄とし覚え書き(日記)
![画像: 私の番だよ「蘭亭書法節」!!](https://eitosi.ocnk.net/phone/data/eitosi/image/14857c6221.jpg)
私の番だよ「蘭亭書法節」!!
2008年07月28日
* 写真は、私が揮毫しているところです(^^)”
4月8日(火)午前9時50分ころ
自作の拙い七言絶句です。
お笑い下さい。
題は、「流觴即事」
三土騒人会紹興 三土の騒人紹興に会し
六朝風趣一層登 六朝の風趣の一層を登る
二千載後流觴宴 二千載後の流觴の宴
記得詩情玉漏氷 記し得たり詩情玉漏の氷
大意は、
中国と韓国と日本の詩人が、王羲之を慕い紹興に集まった。私の力量では、王羲之等「蘭亭の会」のメンバーの高みに遠く及ばないから、入り口のところで風流のまねごとをさせてもらおう。王羲之等の「蘭亭の会」から、ザッと数えれば約二千年後の流觴の宴だ。王羲之や謝安には遥かに届かないが、今出来た私の詩は清らかで玉壺の氷のようだ。
という内容です。
お粗末 m(_ _)m
自慢高慢馬鹿のうちと申しますが、日本では、自作の漢詩を甲骨文字で書かれる方はあまりいらっしゃらないようで、先にご紹介させていただいた、任平先生と劉暁瑜先生等から、お褒めの言葉をいただきました。
特に任平先生は、古代文字の大家でもいらっしゃいますので、お世辞がほとんどだとは思いますが、非常に嬉しかったです。
私が、45分ほどかかりましたので、私が終わったときは祁小春先生は書き終わられていました。きっと、となりで書かれたのでしょう。
マスコミは、私の服装を見て中国人だと思ったらしく、最初は誰も集まりませんでした。しばらくすると、「甲骨を書いているのがいる」という声がしました。
すると、いつの間にかテレビカメラと各新聞社のカメラマンが私を見て、「アッ、日本人」と小声で言いながら写していました。
せっかく、ガムでリラックスしつつあったのに、一瞬で全身から汗が迸るのが分かりました。
とにかく
4月8日(火)午前10時35分ころ
なんとか無事、書き終わりました フ〜〜(^^)”
つづく
栄登シノミ製作所
佐藤 亘 拝