5代目栄登志(えいとし)が一本一本鍛える本手打ちの印刀・鑿(ノミ)!!
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栄とし覚え書き(日記)
陸游ゆかりの「沈園」
2008年06月14日
* 写真は、今朝配布された資料の中に入っていた「紹興文化旅游」という地元紙です。


「第二十四届中国蘭亭節」のことが特集されています。真ん中から下面で、今回の「中日韓蘭亭書会」のことが書かれています。写真の部分は1987年第三届」の時の写真です。


この時の日本側参加者は、青山杉雨先生、村上三島先生他、当時の日本書壇の錚々たるメンバーでした。

「第二届」は、堀江知彦先生を中心とするメンバーでした。


「紹興文化旅游」紙の記事によれば、この2回以降日本のトップクラスが参加したことは無いようです。


なにはともあれ、こんな凄い会に呼んでいただけるとは幸運以外の何者でもないですね(^^)”




        さて、4月7日(月) 1時40分 「沈園」着


「沈園」は、今回の日本側通訳さんの「朱秀芳」さんが勤務されている場所です。しかし、この時はまだ分かりませんでした。今晩行われた、レセプションの時にお話をして分かったのでした。


                 「沈園」は、


宋時代の大詩人「陸游」(1125-1210)ゆかりの場所です。最初、私もピンと来なかったのです(^^)”


まさか、紹興にこんな場所があったとはね〜 展示物は、これまた何も無し!!  まぁ、ここまで何も無いのが続くと、有る意味大したもんだと思いますね。


敷地は、けっこう広いですね、庭園を見て回ってふとみると「柳絮」がヒラヒラと舞っていました。時期的に、もう遅いかな〜と思っていたのですが、最後の「柳絮」を見ることができました。


                ラッキーでしたね(^0^)


「柳絮」は、漢詩の中で「雪」の代わりに使用されます。いつぞや、北京動物園と杭州西湖でみた「柳絮」はまさに純白の雪のようでした。


雪国の人間からすると、寒くない雪を初めて見た時は驚きましたね! しかし、残念なのは地面に落ちて融けて消えないので、ホコリで茶色くなった「柳絮」が微妙に感じられました。


          4月7日(月) 2時10分 「沈園」発


「沈園」脇の細い小路をすりぬけて、「魯迅故居」へ。クリークに架かる小さい橋を渡ると大きな通路に出ました。ふと後ろを振り返ると、観光ガイドに載っている「足漕ぎの小舟?」がやってきました。時計を見て、乗ろうか乗るまいか考えました。値段を聞くと、「魯迅故居」まで「30元」(約500円)で往復が「50元」(約800円)だという。わずかな距離にしては、高い!


ということで断念し、そのままチャリンコで「魯迅故居」へ



        「魯迅故居」着   4月7日(月) 2時20分


* 「沈園を陸游の住居」と最初書きましたが、私の誤りでした。ご教示くださいました林田暁径先生に深く御礼を申し上げ、「陸游ゆかりの場所」に訂正させて頂きました。m(_ _)m




つづく


佐藤栄登志のみ

佐藤 亘



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