栄とし覚え書き(日記)

画像: 青藤書屋(徐渭)着

青藤書屋(徐渭)着

2008年06月11日

*  写真は、青藤書屋で購入した『徐渭(文長)的故事』8.5元(約135円)という本です。



          4月7日(月) 12時20分  青藤書屋着

ひっそりとした住宅街の中に、まぎれるようにして徐渭の住居である「青藤書屋」がありました。お客さんは、誰もおらず中年の男性が一人で、庭の手入れ作業をしていました。


エッ、違うのかな? と思いましたが、売店が開いているのでここだろうと思い直し、「ニーハオ」と何回か声をかけるがシーン…


こりゃ〜、ヤッパリおじさんに聞かねばと、トコトコ歩いておじさんに「ニーハオ」と挨拶し、印籠を見せて「これで大丈夫ですか?」とたずねると、「いいよ」とにっこり笑って言ってくれました。


住居の中には「ヤッパリ何も無い」、あるのは簡単な「徐渭の紹介と家具、それに書籍と複製品」があるだけでした。


それでも、「青藤書屋」にふさわしく「紫色の藤」が満開でした。(^0^)


入り口脇の庭に、日除け用のコカコーラのロゴのパラソルがありましたので、そこで小休止させてもらいました。すると、さっきのおじさんがやってきて、「どこからきたの」と「印籠」(貴賓証)を見ながら聞かれましたので、「日本からです、明日これに参加します。」というと、徐渭の拓本を何種類か持ってきてくれて見せてくれました。


一通り見せてもらったあと、売店に行って『徐渭(文長)的故事』を1冊購入しました。


すると、中年の元小姐がやってきました。私の姿を見て怪訝そうに「何してるの」と、おじさんに言ったのだと思う。すると彼は、「日本人で蘭亭節に参加する人だ。」と紹介してくれました。中年の元小姐は、急に色々な商品を指差して「どうか?」といいます。「現金掛け値無しだな」と思いました。


今は、「あまり持ち合わせが無いので」と言うと、笑いながら「ゆっくり休んでいって」といってくれました。




        4月7日(月) 12時50分  青藤書屋発



つづく




佐藤栄登志のみ製作所

佐藤 亘


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