栄とし覚え書き(日記)

画像: 揚州八怪記念館での出会い

揚州八怪記念館での出会い

2008年10月13日


* 写真左の小冊子は、「揚州八怪記念館」のお土産物売り場にいらっしゃった、「于林」さんに頂いたものです(^0^)


40ページほどの小さな本ですが、揚州の文人たちの意気を感じました。于林さんのお話では、自分たち文人仲間で作ったのだそうです。


揚州を愛していらっしゃるのですね(^ー^)




        10時35分 揚州八怪記念館


    文字通り、揚州八怪の作品が展示されています(^^)


揚州八怪は、王士慎(1686−1759)、李鱓(1686−1762)、金農(1687−1763)、黄慎(1687−1766)、高翔(1688−1754)、鄭燮(1693−1765)、李方膺(1697−1756)、羅聘(1733−1799)をいうそうです。大作から、小品までまで展示されていました。


展示は、そればかりではなく六角柱の石碑が展示されています。痛みが激しく、ガラスケースで全面を覆って保存されていました。

さて、奥の方に歩いていくと、金農が住んでいたことが有る場所として、「金農寄居室」が保存され展示されていました。中に入ってみると、こじんまりとした部屋で、チョッとだけ文人の気分に浸ってきました(^^)”


記念館のメイン会場には、現代の方の作品が展示されていました。


再度、揚州八怪の展示室に戻りゆっくりと拝見しました。台湾の団体さんは、こちらの方はお気に召さないのか誰もきませんでした。
最初に見たときもそうでしたが、2回目も私ともう1人か2人いただけでした(^0^)


最後にお土産物売り場に行くと、写真の小冊子「揚州圓林名勝楹聯」
というのが目に入りました。係員の青年男性に「これを1冊下さい、いくらですか?」と聞くと、「どこから来たの?」と反対に聞かれましたので「昨日、紹興の蘭亭節を終えてきたんだ。」というと、「日本人か?」と聞くので「そうだ」と答えると、「これはプレゼントだ」と、1冊印を押してくれました。


私はタダでは悪いので、「紙と筆はありますか、蘭亭節で作った詩を書きますから」というと、売り物の詩箋を取り出して、「これに書いてくれと」、筆ペンを差し出します。


          まぁ、これもよかろう


と、「曲水偶吟」を書きました。于林さんは、非常に喜んでくれて、「また是非揚州に来てくれ」と握手を求めてきました。


私も、「是非もう一度来たいですね」と言って分かれました(^^)


私が振り返ってみると、仲間の人数人に私の詩を見せていました。


     お金を替えに、ホテルの前の人民銀行へより



        4月10日 午前11時20分



           「揚州文物商店」着



つづく

                   印刀 刻字用ノミ 

                    佐藤えいとしノミ製作所
                               佐藤 亘


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