栄とし覚え書き(日記)

画像: 劉海粟の扇面

劉海粟の扇面

2008年10月19日



* 写真は、揚州文物商店で購入した「劉海粟の扇面」です(^0^)


ホテルの部屋に戻って、レートを確認すると「2500元は、約3万6900円」でした(^0^)


  

     4月10日(木) 午後1時45分 ホテル出発



中国銀行で3万円を両替(2028、7元)、この時チョッと円高になっておりました(^^)



お金を持って元小姐のところへ行って「はい、2500元」と言って渡してから、「残りを見せてもらえますか?」とお願いして残りのケースを見せてもらいました。


元小姐は、伝票を書きながら「掛軸は見ないの?」と聞いてきました。私は、「残念ですが、時間がないので…」と言いますと「いつまでいるの」と聞かれましたので、「明日の午前で上海に行きます。昨日の夜着いたので、まだ「二十四橋」も看ていないんですよ。」と言うと、「それじゃ〜、しょうがないわね」と言われました。


 
     猛スピードで全部看たら、もう3時になります。


オッと、やべ〜と思いながら、選別した作品の善し悪しを元小姐に尋ねますと、「選んだ作品は、みんな本物よ。」と言ってくれました。



「揚州文物商店の看板は、劉海粟の筆ですよね」と言うと、「劉海粟の元気な頃のもの」と教えてくれました。「しかし、劉海粟は「詩」もうまいですね〜。」というと、「何でもできた人よ」と教えてくれました。そして、「今まで、日本人で劉海粟の詩を褒めた人はいないわね。あなた、詩をやるの」といいました。「ほんの少しだけ」といいながら、蘭亭での詩を見せると「ん〜、いいわね」と褒めてくれました。(^^)”



元小姐とは、午前中に扇面を見ながら色々話をしていましたので、何でも教えてくれました。趙古泥や鄭孝胥に張大千、そして鄧散木などについても「真贋」を教えてもらいました。ついでに、購入した「劉海粟の扇面」についても聞くと、「これは、出来がいいわねお買い得よ。」と言ってくれました。さらに元小姐は、「劉海粟は、これから価値がでる人ね」とも言ってくれました。



「それじゃ〜、これから痩西湖に行ってきます。揚州に来たら、また寄りますから。」と言って、お別れをしました。




        
             3時 5分 


        中で繋がっている、隣の古籍書店へ


          ダッシュで店内を回り物色!


    小姐に「「佩文韻府」はありますか?」と聞くと



         「無い!」と冷たい一言(_ _)



まぁ、いつものことだ、しょうがないと思いながら、会計をすませホテルへ戦利品?を置きにいく。




    4月10日(木) 午後3時30分 ホテル着



                       つづく


                      佐藤栄としノミ製作所
                           佐藤 亘

       

       
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