5代目栄登志(えいとし)が一本一本鍛える本手打ちの印刀・鑿(ノミ)!!
ホーム栄とし覚え書き(日記)
栄とし覚え書き(日記)
栄とし覚え書き(日記):225
«前のページ 1 ... | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 次のページ»
2007年05月19日

       オヤジ(先代)には、3人の弟子がいました。


オヤジが最初の弟子を取ったのは、戦後間もなくの頃だったようです。
オヤジがまだ三代目(前回の略系図参照)の代わりに本家で仕事をしていた頃です。

戦後間もなくの混乱期でしたので、どこの家もギリギリの生活で、子どもを弟子に出すというのはハッキリ言ってしまえば「口減らし」に近い状態だったようです。


80の看板娘に聞いたのですが、親が何も持たずに小学校低学年くらいの子供を連れて頼みにくるのだそうです。反対にオヤジの方が後日、何がしかの物を持って挨拶にいったのだそうです。

当然、小僧ですから住み込みです。まともな仕事等できるわけがないので、給料はありません。時々、小遣いくらいはやっていたそうです。最初に弟子入りしたT氏が、オヤジの葬式の時に「箸にも棒にも引っ掛からねかった悪ガキのオレを、親方は仕事しながら学校の勉強まで教えてくらった。」と、涙ながらに話してくれました。

他の2人の弟子のうち、1人は中学校を卒業したとたんに、親が引取りにきてよその工場に働きにださせたそうです。もう1人は、直ぐに実家に帰っていったそうです。

いくら戦後の混乱期とはいえ、子供の生活費と学費をださせておいて卒業させてもらったら、いきなり連れて帰るなんてね〜。よくオヤジは、怒らなかったもんですね!

私は、弟子を取ったことがないので分かりませんけどね〜(^^)


                                次回につづく
2007年05月16日

 先代は、私の父親の栄登志(えいとし)です

先代は、大正15年9月26日に新潟県三条市東裏館に生まれました。

生家は、ごたぶんに漏れず子だくさんで大変だったそうです。とにかく、男の子が3人で先代は次男でした。長男が戦争で傷痍軍人となって帰宅。三男は体が弱く病気がちでしたので、先代が尋常小学校の低学年から早朝の新聞配達にはじまり、夜遅くまで内職をしたそうです。

さて、今後の話の展開上、私(佐藤亘)から見た略系図を書いておきます(^^)


     幻の初代?
        ↓
     曾祖父(初代)
        ↓
     祖父(二代目)
        ↓
  叔父 長男(三代目、本家) → 父 栄登志(四代目、分家に出る)
                        ↓
                     佐藤 亘(五代目)

    
                              次回へつづく
2007年05月15日

           五月十五日は、三条祭りです


  三条祭りは、十万石の大名行列が地元の企業関係や有志を募って盛大に行われます(^^)

    私が子供の頃は、子供大名行列もあり私も奴さんに扮して参加しました

大名行列には、天狗さんも参加します。片刃の高下駄をはいての行列参加ですから、時に転ぶこともあるそうです。昔から、天狗様が転ぶと火事が出る!などともいわれていますので、天狗様を両脇からサポートする方や天狗様役の方も大変なんだそうです。

聞くところによりますと、一月以上前から斎戒沐浴し…? 今年も転ばないようにと練習をされてるようです。ごくろうさまです(^^”)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


昨夜の宵宮は、非常に天気もよく大勢のお客さんでごった返していたのですが、今日は生憎の雨が降ってきました。加えて、近くでカミナリの音が聞こえます。今日の大名行列は、だめかもしれませんね〜

大名行列の最後には、「舞い込み」というのがあって、御神輿二体と天狗様をはじめとして順番に八幡様の神殿に奉納されます。この奉納が済むと祭りが終わってしまいます。そこで、いつまでも終わらせないように、幼稚園ぐらいのまでのお子さんを肩車したお父さんお爺さんを加えた人たちで奉納を邪魔します。

そして、最後に天狗様に肩車した子供の頭を撫でてもらうと、その子は無病息災だとか、頭が良くなるとか? いわれています(^0^)


私も四人の子供を肩車して舞い込みに参加し、天狗様に頭を撫でてもらいました。なつかしいですね、下の子が、高校二年生ですので10年以上も前のことですけどね!


しかし、私本人は親父に肩車されて舞い込みに参加した記憶がありません。私の場合は、弟子のTさんに担がれて参加しました。このTさんには、色々な場面でお世話になりました。例えば、遊びではベーゴマの勝ち方、小さい時は風呂に入れてもらい、夏休みの工作の宿題の手伝い…(^^”)


まぁ、祭りを通して変な話題になりましたが、チョッと親父のことも書いてみましょうかね(^^)
2007年05月13日


   写真は、オバァが中砲(なかづつ)を振るっているところです(^^”)


           重さ的には、約4kgなんですがね〜

         大正15年生まれは、すごいな〜って思います


☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*

     年々、衰えてきていますが数本ならまだまだOKです(^0^)

              本当に脱帽ですね!!


☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*



          30年後の私は、どうでしょうかね〜…?

        オバァのような生涯現役に、チョッと憧れますね



      私も、オバァに習って「生涯一鍛冶屋」を目指しましょう。


                        では、また
2007年05月10日
 お隣さんが、壊されて更地になりました。

おかげさまで? 鍛冶場がパッと明るくなりました(^^)

明るくなったのは好いのですが…。
先代が、独立当時に建てた鍛冶場ですので…。

写真を見ていただければ分かると思います…。


本当に古いんです(^^”)

一昨年の「竜巻の傷痕」がバレてしまいますね。
私は、こんなところで鍛冶屋をやっています(^0^)


最新機器は、一切なし。

大量生産は、一切不可!

精度は、尺貫法!!

こんな、アナログなところが以外と気に入っています。

五代目 えいとし
2007年04月28日
         1月27日(土) 午前7:00 朝食

  オバァは、お気に入りの「ゆで卵」を名残惜しそうに食べていました

        帰国準備をし、午前9:15 チェックアウト

     ホテル発 午前9:30 久しぶりにガイドの頼さんに会う

 お決まりの、両替店兼免税店に一時間も滞在することになった。オバァとふたりで、いったん店から出て店の前のベンチに腰掛けて時間を過ごした。オバァは、花壇に植えてある花々を見て喜んでいた(^^)

            午前11:15 桃園空港着  

            11:45 出国手続き終了

         午後1:45 搭乗、行きと同じ飛行機

              午後2:10 離陸


      いよいよ、美しき島「フォルモサ」ともお別れです!


 今回は、初めての台湾だったので、美しき島「フォルモサ」を堪能するところまでいきませんでした。こんど訪れる時は、美しき島「フォルモサ」を1つでも多く見てみたいと思います(^^”)


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


        日本時間  午後 5:15 セントレア空港着

           午後 5:40  入国手続き終了

              午後 6:18 搭乗

         午後6:27 離陸、全日空便で新潟空港へ

           午後7:17 新潟空港着(^0^)


*  写真は、新潟空港到着時に搭乗機をバックにしたオバァ

ケガも事故もなく無事我が家に帰る途中、「とうちゃん、また来年も行けるろっかね?」とオバァ、私はもちろん「またいっぺこと歩いてればだいじょうぶらこてさ」と言いました。途中、夕食をとり家に着いたのは 9時すこし前でした。



16回の長きにわたり、つまんない日記におつきあい頂いて誠に有難うございました。



       厚く、感謝申し上げます。m(_ _)m
2007年04月26日
     1月26日(金)午後7:15 帰国準備終了後夕食へ

         くどいですが、またも麺、麺、麺…

       今回の台北旅行は、麺三昧でしたね(^^”)


   夕食の帰り道、オバァのために薬局で「温湿布」大と小を購入


          めんそれいたむ
     よく見たら、曼秀雷敦社製の温湿布でした(^0^)


 ホテルに戻り、セブンイレブンでオバァのお気に入り「ゆで卵」を購入し部屋に戻り、お風呂にはいってから温湿布を貼ってあげました(^^)



 私は、司馬遼太郎の街道をゆく『台湾紀行』(文庫版)を読み直してきました。今回の目的の1つに、「檳榔」(びんろう)を購入し、自分で試してみることでした(^^”)

 檳榔については、「台湾紀行」(157頁)に「一種のドラッグともいえる。…今は女性はほとんど嗜まないが、肉体労働者の間ではまだ普通に用いるし、ヤクザ社会ではこれが一種のシンボルのようになっている。」と書かれている。興味のある方は、ぜひ一読されることをお進めします(^^)



 *  写真は、一度試したかった「檳榔」です。


 台湾紀行にいうように、キャラメルのような箱に10個入って50元。バラ売りもしてくれます。台湾紀行では、「箱に美人の写真等が印刷されている。ややいかがわしい。」とあったが、私が購入したものは何も印刷されていなかった。 残念!!

 「檳榔はきれいなお姉さんが売っていることが多い。」とガイドの頼さんが言っていたが、私が購入した時は爺ちゃんであった(* *)


 台湾紀行では、良家の子女は食さないそうだ。ガイドの頼さんに聞いても、同様に長距離トラックの運ちゃんがよく購入するそうである。箱には、「18才以下購入する事なかれ」とかかれてある。

 ガムをかむようにしてかむが、最初チョッと渋い感じがするが直ぐに陶酔感のようなものがやってくる。つばが非常にたくさん出てきて、吐き出さないと口の中が大変なことになる。どの程度までかむのかよく分からなかったが、けっこうリラックスできるようである。こんどチャンスがあったら、もうチョッと長くかんでみようと思う(^0^)


  台北最後の夜は、オバァは疲れて軽いいびきをたてながら寝ている。私は、コンビニで買ったビールとつまみと檳榔でしばらく楽しみ、夜12時くらいに寝た。


          次回は、いよいよ最終回です(^^)

 
                 つづく
2007年04月25日
      1月26日(金) 午後3:05 台北駅前バス停発


        * 写真は、雨が降る前の台北駅



         じつは、ここで私は迷ってしまった

   往復の循環バスなので、どっちに乗っても六福飯店までつくのですが…

      駅寄りで乗るか、道路をわたって反対車線で乗るか?

結局、雨よけに使っていた地下道の出口前が乗り場だった「駅寄り」に賭けた私であった! オバァは、何の心配もなく駅前の景色を眺めて喜んでいる(^^”)


    で、乗ってしばらくしたら反対方向だったのに気がついた(_ _)

             また、やってしまった〜

 
 通常、2〜30分でつくところを特別市内観光で倍の一時間チョッとかかってしまった(^^”)でも、こういうのが面白いんですよね〜(^0^)オバァと2人で、土砂降りの雨の中を乗り降りされる老台北をながめて、「あのしょなにしてるぁんだろね」(あの人は、なにをするのでしょうか)とか、「どこも、雨がふっとおんなじらね〜」(どこも、雨が降ると同じですね)と言いながら、いつの間にかホテルの前のバス停についてしまいました(^^)


      午後4:30 バスを降りる時には、雨が晴れていました

  オバァ、お気に入りのホテルのセブンイレブンで買い物をして部屋に戻り


           休憩をしました。(^0^)


            午後6:00 〜 帰国準備


          台北最後の夜は、次回につづく(^^)
2007年04月24日
          1月26日(金)午後 1:30

    「偉富麺館」で昼食、本当に今回の旅行は「麺づくし」だ(^^”)

        ここの「牛肉麺」は、おいしかったね!1

     疲れてるせいもあったかもしれないけど、辛いけどうまい!!

そうそう「偉富麺館」は、可愛いお嬢さんが作ってくれるさわやかなお店ですよ。

       チャンスがあったらぜひ寄ってみて下さい(^^)


* 写真は、「偉富麺館」の辛口牛肉麺です(^^”)


   しばらく、休ませてもらってから予定最後の書道用品店「勝大荘」へ

        偉富麺館の有る地下街から台北駅正面口へ出て

        左に曲がり歩道沿いに数分で目的地に着きました。


       個人的意見としては、値段はかなり高めな感じがします

      古書画等もありますが、やはり高めに設定してあるようです


やっと書道用品購入ツアーが終了し、朝乗ったバスの復路に乗るべく台北駅で待っていると、急に雨が降り始めました。そして驚くべきことに、気温がみるみる下がり始めおよそ30分で6〜7°下がってしまいました。

             雨は降るバスは来ない〜


    ようやくバスが来て、座席に座りホット一息の2人であった(^0^)


                               つづく
2007年04月23日
 
     1月26日(金) 午前 9:40 朝食と準備を済ませて出発

       六福飯店前のバス停から台北駅まで行く、2人で30元

 このバスに乗るのが大笑い、私も老眼になりすぐ目の前にバスがこないと「何番のバス」かわからない(^^”)そんなわけで、バス停についたらすぐ来たのですが、楽天小姐に来たよ!と言ったら楽天小姐は、ぜんぜん反応なし(_ _)” それもそのはずで、耳の聞こえが悪いのです!!で、準備をして待っていると五分くらいで次のが来ました。オバァ、行くぞ!と言ったのですがオバァの反応が遅くてまた乗れませんでした。三度目の正直で乗れたのは、30分近くすぎていました。

 降りる時にまたハプニング。私の「大台北公車捷運指南」の理解度が低くて、往復でほぼ同じコースを通るのですが、微妙に行きと帰りのコースが違い、よりによって私たちが乗った方向の時は、台北站は通り過ぎてしまったのです。(* *) その時には、乗客が私たち2人だけで「アチャっ台北站にとまらないな〜」とつぶやいてしまいました。すると運転手さんが、「日本人?」と聞いてきました。そうです、と言うと「もう少し乗っていると駅の近くまで戻るから、そこでおりるといいよ」と教えてくれました。「日本語お上手ですね〜」というと「母が広島の人でね」と運転しながら教えてくれました。

 私の中国語も旅行会話レベルですから、運転手さんの日本語といい勝負です(^^)ほんの五分くらいの時間でしたが、日本語と中国語が入り交じってけっこう楽しかったです。これだから、現地の人々と同じ交通手段で移動するのは楽しいですよね(^0^)


      午前10:30に台北站着、MRTに乗換えて古亭站で下車

         いよいよ、「美術用品街」に到着(^^)

 まず右側の歩道沿いに1件づつ見ていきました。北京のルリチャンや西安の文化街とはちがい、20年ほど前の日本の神田の古本屋街に似ている気がしました。各お店に揃えられてる書道用品を見て驚いたのは、「日本の商品が多いことです」(^0^)各お店の人に「チョッと好いのはない?」と聞くと、日本の製品を取り出して「これはいいよ」とすすめてくれました。

 こうやって何軒か見て少しずつ買い物をし、休み休み歩き「師範大学」まで来ました。横断歩道をわたり、師範大学構内のカフェでコーヒーを飲みながらチョッとだけ学生気分で、楽天小姐も気分良さそう(^0^) 休憩後、疲れてきたのでもう先に行かないで戻ることにしました。


* 写真は、師範大学の前で記念写真


 師範大学を過ぎてすぐのお店に入ってみると、古書画もおいてありました。于右任の購入を密かに計画していた私は、この日も何回か見ていたのですがどこも非売品だったり、値段も高価で手が出なかったのです。(^^”)そして、ここの小姐に小品はないかたずねると、奥から持ってきてみせてくれました。しかし、書いてある内容が今一でしたのであきらめました。

 そうそう、ここの小姐に「美術品街には日本の品物が多いですね」ときくと「そうですね」と答えてくれた。芸術新聞社の『墨』もありましたので、我が家の広告を開いて「この広告が家のだよ」と見せると、「この印刀は、いくらですか?」と聞いてきました。商売熱心ですね〜(^^)

 この話を芸術新聞社の我が家担当のY氏に話すと、台湾は日本の書籍がけっこう売れるのだそうです。私にとっては、意外でしたし新発見でしたね!!このあと何軒かよって買い物をし、昼食のために台北站の地下街のラーメン店にはいりました。今回の食い物は、『麺づくし』ですね(^^”)

                         続きは、次回
2007年04月21日
        1月25日(木) 午後7:25  夕食へ出発

           昨日のリベンジミッションの開始!

          いざ行かん、「好記担仔麺」へ(^^”)

  今回のミッションは、ベルボーイには聞かず独力で秘密基地を探ることだ!


   秘密基地「好記担仔麺」は、楽天小姐とゆっくり歩いて10分弱だった


            昨日の苦労はなんだったんだ〜


 秘密基地「好記担仔麺」には、台北市民がいっぱいで、なんと日々2000杯を売り切ることが目標だそうな。 とにかくうまかった!!
 台北に行かれたら、ぜひ寄っていただきたいお店ですね(^0^)簡単な日本語なら通じますよ。2人分で570元と安いし、本当においしい。料理を頼むのが苦手な私は、お店の人に頼んで手配してもらった。親切ですよ〜。
 このお店は、麺がうまいと聞いていましたがグーでした。他にスープや卵料理に豆腐のようなふわふわ感たっぷりのおかず、名前は ん〜?まぁ、ガイドブックにも載っていますので庶民の味を楽しむなら、ここですね!!!


*   写真は、好記担仔麺の店頭実物メニュー、これを見ながら料理を注文するん    ですよ(^^”)



       好記担仔麺の帰り道にチョッと寄った雑貨屋さんに

             待望の秘密兵器を発見! 


        その名は『大台北公車捷運指南』です(^^)


これを昨日間違えていった世界最長の地下本屋街で買おうとしたのですが、無かったというか、私たち2人が疲れ果てていて見つけられなかったのか…


この秘密兵器さえあれば、ホテル前のバス停発着で現地の人々と一緒に移動が可能になります。『大台北公車捷運指南』は、台北市の全バス路線図と停車箇所が書かれている公式ガイドブックです。ヤッター、これで明日からの移動が楽になる。


          ちなみに1冊120元でした(^^)”


             午後 8:30 ホテル着

楽天小姐は、早速ホテルのセブンイレブンでお気に入りのゆで卵を買いました。私は、もちろん地ビールですね! このコンビニになれたのか、楽天小姐は現地の人々に混ざって、レジの可愛い小姐にお金を払っていました。私は、一日に何個ゆでたまごを食べたのだろうか…?


           明日は、書道用品購入ツアーです。


              何かいいのがあるかな?


                            つづく
2007年04月20日
        1月25日(木)  故宮の展示内容について

            誰が言ったか分かりませんが


      < 建物を観るなら北京、中身を観るなら台北!! >


       とは、よく言ったもので本当にそうですね(^^)

 私は、北京の紫禁城は5回いきましたが、台湾の故宮は今回が初めてでした


 今回の展示内容で、特に興味を引いたものをいくつかご紹介しましょう


1  毛公鼎
2  故宮博物院所蔵印鑑(ラストエンペラーの印)
3  大観-北宋書画特別展(寒食帖)
4  大観-宋版図書特別展(爾雅)
5  典冊載籍-古籍逸品展(明 永楽大典)


  1  毛公鼎(西周晩期)

  書道に興味をお持ちの方は、よくご存知だと思います。私は、仕事がら篆刻や刻書(刻字)をチョッとやります。以前、印刷本によって臨書していたこともあり、実物を見るチャンスに恵まれたことはありがたいことだと思いました。(^0^)

  2  故宮博物院所蔵印鑑(ラストエンペラーの印)

  ラストエンペラーの使用印は、漢印風の非常に重厚な落ち着きの有る印でした。ほかにも、康煕帝など清朝のものに目がいきました。近代の篆刻家の作品も系統的に展示されており、興奮しました。私は、京都の佛教大学(通信制)の大学院で糞翁の「詩」を研究テーマにやっております。糞翁の作品もまじかに観ることができて嬉しかったですね!(^^)

  3  大観-北宋書画特別展(寒食帖)

  蘇軾や米フツ他、中国書道史には欠かせない名品が、所狭しと展示されておりました。このコーナーは、展示品を観ているのか人の頭を観ているのか分かりませんでした。結局、人と人の間をすり抜けるようにして走るように観ました。

楽天小姐もしっかりとついてきていましたが、時々遅れて迷子になりそうでした。アハハハハハ…(^^)

「画」も凄かったですね!!! こちらも、人と人の間をすり抜けるようにして走るように観ました。

楽天小姐は、イスに座って休んでいました〜、けっこう疲れますからね!


  4  大観-宋版図書特別展(爾雅)

  私の篆刻の師匠の故丸山松軒は、篆刻、漢詩漢文、中国史、中国雑学ほか色々なことを教えてくれました。その中の一つに、「和綴じ」があります。この、和綴じ20数年のキャリアが活きました。ここのコーナーは、人がほとんどいなくて比較的ゆっくり鑑賞できました。中国四大発明の一つですからね!ヤッパリ官製でできた本は、品位と風格がちがいますね。(^^)”


  5  典冊載籍-古籍逸品展(明 永楽大典)

  永楽大典をはじめ、印刷文字の品位と美しさには圧倒されました!和綴じをされたことが無い方には、理解しづらいかもしれませんが、あの「袋とじ」を一枚一枚と折ってゆく作業は、いがいと「フフフッ」と1人で笑ってしまうことも有るくらいです。チョッと怖いですかね!


以上、簡単に書きましたが他にも、清朝歴代皇帝の「朱批」(石偏がつく朱です)なんかは、本当に圧巻でした。ついつい、科挙のことや上奏文の書き方等がパッと頭の中を駆け回りました。


           来年、また行きたいですね〜(^^)


   こんどは、2日間ぐらいかけてゆっくりと拝見したいものです(^^”)


*  写真は、故宮見学が終わり正面玄関前で楽天小姐を撮ったものです。


                           つづく
2007年04月19日
     1月25日(木) 午後0:00 いよいよ故宮見学開始(^^)

        今回の展示内容については、あとにするとして

          3階だけの見学で2時になってしまった!

               お腹もすいたので

        4階の三希堂(富春居)で休憩がてら軽食をとる


                 メニューは


  フカヒレスープ、点心、コーヒー、阿里山茶(このお茶は非常にうまかった)

        三希堂(富春居)は、景色の良いところですね!

               おススメですね(^0^)


                  見学再開

              楽天小姐は、疲れたらしく 

        少し観ては休み、少し観ては休みの繰り返しでした


    午後4:00 になったので、1階の喫茶店でケーキとコーヒーで休憩



   * 写真は、この喫茶店で疲れきって休んでいる楽天小姐です(^0^)


    ここには、お土産屋さんも併設されているので結構買いました(^^)

             故宮は、午後5:00 に終了でした


             本当に駆け足での見学でしたね!!


          来る時の反対コースで六福飯店まで帰りました

       ちなみに、午後5:20発のバスで 士林站へ 到着が 5:35

   MRTで台北で乗換え、復興門站で乗換え、南京東路站についたのが 6:25


           楽天小姐は、本当に疲れたらしいので

     タクシーで六福飯店まで帰りました  到着時刻が 午後6:33

     ホテルのコンビニで買い物をして、部屋に戻って休憩(^^)”



          いや〜、楽天小姐は本当にがんばりました



           次回は、故宮の展示品についてです


                             つづく
2007年04月18日
         1月25日(木)午前7:50 起床 

           8:30 2階の朝食会場へ

           宿泊客がほとんど日本人で
     皆さんすでに朝食を終えられて出発されるようです(^^”)

       楽天小姐と私は、ゆっくりと朝食を済ませ準備をし

         ホテルを出発したのが、午前10:00


       本日の予定は! じゃんじゃんじゃん じゃ〜ん

          予想どおりの「故宮」です(^^)

  六福ホテルから、MRT駅(新都市交通システム?だったような…)まで歩き

     楽天小姐にも、士林駅までの切符(1人分30元)を買ってもらう


   日頃列車に乗らない楽天小姐には、カード形式の改札口が…?????

    南京東路駅から乗り、復興門駅で乗り換え、台北駅でまた乗り換え

        と、けっこう楽天小姐はがんばってあるきました

             11:30 士林駅に到着

      11:40 故宮までのバス停を探し、やっと見つけて乗る

              ふ〜 やれやれです

         11:50 故宮到着 ここでトラブル発生!

         ゲ〜   料金がいくらか分からな〜〜い

        ほかの乗客が、降りるのを待って運転手さんに

      私の超流暢??な中国語で 「从士林了、一个人多少銭」
                (士林からですが、一人いくらですか?)

       運転手さんは「一个人15塊」と笑顔で答えてくれた
             (一人15元)

            「明白了!請50塊」と私
           (分かりました、どうぞ50元)

       運転手さんは「没有捜的銭」と繰り返し言ってくれた
             (おつりはないよ)

              と、やっと聞き取れ

           「没方法」と私は笑っていった
          (どうしようもないね)



           帰りのバスで気づいたんだけどね

    循環バスで、一律15元なのでおつりの準備は無いらしいね(^0^)

      さ〜て、なんだかんだで入場券(二人分300元)を買って



        入場したのが 12:00 ちょうどでした(^^)


* 写真は、故宮内に有る郵便局です

                            つづく
2007年04月17日


           1月24日(水) 午後6:07

          小休止を終えて、いざ行かん夕食に! 

                 ハオジーダンヅーミエン
       ガイドブックで確認した「 好記担仔麺 」へ(^^)

         ホテルから、地図上では500メートルくらいか

  普段なら楽天小姐も元気なのだが、動脈硬化のバイパス手術以降無理が利かない

      近いけど、ベルボーイにタクシーを呼んでもらい

           行き先も運転手に説明してもらった

           やれやれ一安心、と思ってるうちに

           どうも行き先が違うようである? 

         ついた先が、中山站(駅)で二人でガックリ

    予定を変更して世界最長?といわれる地下書店街を観て帰ることにした

       疲れきっている上に、チョッとした行き違いも加わり

              二人は、黙々と歩いた

             長さ1キロもあるんだそうで

       2/3ほど行って戻ってタクシーに乗り、ホテルに戻って

     ホテル内にあるセブンイレブンで夕食の買い物をし部屋に戻った

                 午後7:00

      メニューは、パン、おにぎり、ジュース、水、ゆでたまご…。

        楽天小姐は、『ゆでたまご』が気に入った(^0^)

             なんとか人心地ついたところで

          事前に予約しておいた、足裏マッサージへ

       ダイナステイ理容名店の車がホテルまで送迎してくれる

      何でもこの店は、志村けんさんがよく来るお店なんだそうな

         40分ほどやってもらい、二人で1400元

          けっこうきもちよかったです(^^)

    
          ホテルに戻ってビールを買いにいくと

           楽天小姐は『ゆでたまごを二つ』

      親切にも、私の分もある(まぁ、うんめんだけどね〜)

      さっき食ったばっからけどいいんだかね? と聞くと
     (さっき、食べたばかりだけど大丈夫ですか?)

       とうちゃん、だいじょ〜ぶらて うんめねっかさ
             (だいじょうぶよ、おいしいからね)

            ほかに孫のみやげもかいました

             部屋に戻ったのが午後9:00

 楽天小姐は風呂に入り、ゆでたまごを食べてぐっすりとねむってしまいました

          私は、お金の計算と明日の予定とメモを取り

          ゆでたまごをつまみにビールを飲み寝ました

        * 写真は、ホテルの部屋から観た夜景です(^^)”

                       
                                 つづく


   
2007年04月16日
         1月24日(水) 午後3:42〜55 



        写真は、忠烈祠の衛兵さんと楽天小姐(^0^)


         楽天小姐は、だいぶ疲れがたまってます〜


          ガンバレッ もう少しでホテルだ〜

              忠烈祠を見学 

       ここは、中正記念堂よりも人がいない(* *)


             ガイドの頼さんに

          予定を切上げてもらって次へ(^^)”



               次は、恐怖の

               買い物ツアー

         午後4;05 金龍芸品有限公司で説明開始

              結局何も買わず…

             楽天小姐は疲れきり…


                ついに

           待ち合わせの場所の地下階段で

              座り込んでしまった


               そうしたら

            お店の方が、流暢な日本語で

               「お婆ちゃん、

    そこ寒いから上のイスに腰掛けてお茶でも飲んで待ってて(^^)」

       と、数人の元ギャルのおばさんが声をかけてくれた


☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*

       本当に、中国も台湾の人も「老人には優しいですね!」

      私はいつも、見習わなければと思うのですが… (_ _)


☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*☆※★*


            午後4;45 にやっと出発

                 ふ〜

           午後4;51  六福飯店に到着

            三階の 308号室に決まり

               部屋に入って


          楽天小姐と私は、疲れきりベッドに…


            チョッと一休み 午後5:00

                一休み後

        私の大の苦手の料理注文がまっているのである


                            つづく
2007年04月15日
NHKBSハイビジョンで、「宋家三姉妹」をみました。
宋靄齢 宋慶齢 宋美齢の美人三姉妹のことでした。

宋靄齢は、大資産家の孔家に嫁ぎ、宋慶齢は中国の国父といわれる孫文に嫁ぎます。
そして三女の宋美齢は、蒋介石に嫁ぎます。

ご存知のように、中国近代の幕開けの立役者ともなった宋家三姉妹の映画を見て、チョッと何ともいえない気分になりました。

なぜかというと「80の看板娘の台湾旅行」で、宋家三姉妹が関係した時代の史跡を観てきたからです。

私には、政治のことは全くの無知です。
まして他国のことはなおさら分かりません。

旅行時に撮った、中正記念堂の孫文の写真を載せておきます。

おまけにオバアもうつっていますよ(^^)”
2007年04月14日

今この日記では「80の看板娘の台湾旅行」を書いてます。

オバアこと「楽天小姐」の話す言葉は、当然「三条弁」です。
なるべく通訳をします? (^^)


そうそう、「楽天小姐」の「楽天」は、超有名な「楽天市場」の楽天とは違います。
楽天小姐の書道の雅号が「楽天」なのです。
書の実力は…? です。
ボケ止めの、キャリアだけはそこそこで20年くらいになります。

「楽天」の由来は、中国の『易』繋辭にある「楽天知命、故不憂」です。
「天を楽しみて命を知る、ゆえに憂えず。」とでも読むのでしょう。

意味としては

天命を理解して楽しめば、憂いが無くなる。ということですかね(^0^)


おまけ

       しゃおじえ
「楽天小姐」の「 小姐 」は、現代中国語で「お嬢さん」という意味です。
まぁ、80の看板娘(現在独身)ですので、笑ってお許しを…。
                           かじや
「楽天小姐」は、仕事量は少なくなりましたが、まだ現役で鍛冶屋の仕事を手伝ってくれています。

*  「栄登志ノミ製作所」のHPに、楽天小姐の仕事姿が載っています。

チョッと耳が遠いのが難点ですね!
電話に「楽天小姐」がでたら、どうか大きな声でゆっくりと話して下さい。

      お願いします m(_ _)m


もうひとつおまけ(^^)”

 「空中小姐」は →  スチュワーデス さんだそうです。


それでは、また 再見
2007年04月13日

        1月24日(水)午後3:15  中正記念堂着

          門に入るとそこには、なんと!


             誰も人がいない!!

                前には

        急な階段がありその上に、中正記念堂がある


            楽天小姐がポツリと一言

        とうちゃん、私あの階段登られっろかね〜?


          ゆっくり行けば、大丈夫らこてさ!

               っと、私

     楽天小姐がやっと階段をのぼって、記念堂の中に入ると


               人がまばら…


       同行者のお嬢さんたちに記念写真を撮ってあげて

               車に戻る途中


              楽天小姐が一言!

     とうちゃん、1月らてがんに花がこんげいっぺせえてるなんてね〜

           台湾って、やっぱあったけんだね〜(^^)”

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

一応  通訳しますと

「父ちゃん、1月だというのに花がこんなにたくさん咲いているなんてね〜。」

「台湾って、本当に暖かいんだね〜。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

        と楽天小姐は、妙に感心しながら車へ歩く

             午後3:30 出発


              午後3:42  


           わずか12分で、忠烈祠へ到着!

                            つづく
2007年04月12日
           1月24日(水)午後3時

                龍山寺で
   
            楽天小姐はおみくじを引いた


                 結果は

             なんと! 上吉(^0^)

    

               そこで、頼さん曰く

        赤と白の、一組の三日月形の木を地面に落としま〜す。

          赤と白が一つづつ出れば、願い事が叶います!

            だめな時は、できるまでやる。(**)”

            楽天小姐は、見事一回でクリア(^^)

              だてに80年間生きてないね!


              って、運がいいだけだな〜


           こうしておよそ20分の見学が終了した。


                車に乗って移動開始

            乗ってすぐ、3分で総統府前を通過


          日本でもおなじみ、車上観光ってやつですね〜

            総統府を左手に見ながら通過して4分


                  
                  中正記念堂着


                              つづく
«前のページ 1 ... | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 次のページ»
  Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス